母のこれから

昨日姉の携帯に電話をしたら、母も一緒だったので話が出来ました

最近は仮設住宅に移られた方も多く避難所は静かなんだそうです

母はあまり社交的な人ではないし、脳梗塞をした父の体調もあまり良くなかったので

震災前はほとんどふたりきりで家で過ごすことが多かったです

電話でボランティアに来て下さっている方の話を聞きました

最近、高齢で片足の不自由な方がボランティアでいらしていたそうで

その方がいつもは着けているエプロンを着けていなかった日があったので

思い切って声をかけてみたら、横浜から来て下さっている方なんだそうで

白髪のその方はとても穏やかな方で、以前は牧師さんをなさっていたそうです

他のボランティアの方とも親しくお話させていただいてるようで

素晴らしい人がたくさん来てくださっているそうです

母にも出来る事をボランティアの方と一緒にさせていただいているそうです

母の声は久しぶりにとても明るく弾んでいて嬉しかったです

あまり人付き合いが得意ではなかった母がたくさん方と出逢い

素晴らしい経験をさせていただいています

仮設住宅に入ったら、パソコンを始める様に母に勧めました

始めは拒んでいましたが、励まし勧めていくうちにその気になってくれました

人生最後の自分への投資だと思って始めるべきだよって言いましたが

新たな人生の始まりに、プレゼントとして贈りたいと思います

家も家財もないことを恥じたり 自分は年老いた老人だと惨めになど思わず

知恵を付けて 自信を持って生きて欲しいです

父は5月に避難所で77歳になりました、母は73歳。

両親の人生があとどれくらい残っているのかと考えてしまいます

鍋とフライパンを使って料理を作って、夜は敷布団と掛け布団で眠って、

寝ている側を人が通らない生活を早くさせてあげたい

そんな事を想っていると、涙が出ます

母も時々は ひとり泣いているのかもしれません
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by kikunomoyou | 2011-07-06 20:20  

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